グラフィックデザイナー後藤圭介さんによる講演会

グラフィックデザイナー後藤圭介さんによる講演会

7月4日にグラフィックデザイナーの後藤圭介さんを招き、講演会が行われました。2年生から4年生が集まり貴重なお話を聞くことができました。

後藤さんは大学時代に工業デザインを学んだことを生かしてお菓子のパッケージや店舗、パンフレットのデザインなどを手掛けています。大学3年生の時にグラフィックデザイナーを志し、有名デザイン事務所に入社後、大変な経験を経て独立されました。当時のことをこのようにおっしゃっています。「2週間に1回あるプレゼンテーションのために、その1週間前からは睡眠時間3時間ぐらいまで削って準備をしていた。今、二十代の時に戻れるといわれても絶対に戻りたくないけど、その時の経験が役に立っている。」

講演を聞いて私のノートにメモされていた文言を少し紹介します。「ボスめちゃくちゃ怖い。」「ただ頑張ればいいってもんじゃない」「意味がないって思ていたこともやった方がいいなと思った。」「30超えたら諦めよう」「いいデザイナーは、お客さんの言ったことをそのままつくる人ではなく想像を超えてくる。」

授業の後にはホームページ係のために時間をとっていただき、インタビューに答えていただきました。

Q&A
”講義の感想”

「質問が多くてうれしかった。」

”高校時代の川上先生はどんな人でしたか”

「モテてた。変な人。独自の視点を持っていて…」(内容を検討しHPには載せられないと判断しました。)

”人生のテーマは何ですか”

「自由に生きること。それを今は実現できていると思う。20代の大変な経験があったから、今の生活があるのだと思う。」

インタビューだけではなく、学生自身についても親身になって話を聞いていただきました。私自身もいろいろ褒めていただくこともあり、終わった後に食堂で食べたサバ缶がいつもよりもおいしかったです。